「やせがえる負けるな一茶これにあり」「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」。庶民の生活を詠み、弱い者の立場に立った句で今でも多くの支持を集める俳人・小林一茶。その一茶が愛した地が、ここ湯田中温泉だ。 長野盆地の東、志賀高原の入り口に広がる温泉地は、小さい昔ながらの宿が建ち並び素朴な温泉情緒がたっぷり。田んぼの中から湧き出る湯ということから「湯田中」という名前が付いたとか。 かつて共同浴場番付で東の湯田中、西の道後と並び称された

標高850mの横湯川の渓谷に位置し、1年の約3分の1が雪に覆われる環境にある野猿公苑。自然のままに暮らすニホンザルの群れや温泉に入るニホンザルの姿を間近で見ることができる。特に温泉に入るサルの姿は1998年の長野オリンピックの際に話題となり世界中の人々にも広く知られるようになった。

善光寺は、長野県長野市元善町にある無宗派の単立仏教寺院。住職は大勧進貫主と大本願上人の両名が務める。本尊は日本最古と伝わる一光三尊阿弥陀善光寺如来で、絶対秘仏である。本尊の善光寺如来は由緒ある像として権威の象徴とも見なされ、戦国時代には大名がこぞって自領に善光寺如来を遷座させ、各地を転々とした。昔から多くの人々が日本中から善光寺を目指して参詣し、本尊の善光寺如来は由緒ある像として権威の象徴とも見なされ、戦国時代には大名がこぞって自領に善光寺如来を遷座させ、各地を転々とした「一生に一度は参れ善光寺」と言われた